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中国神とエジプト神の比較

パズドラに待望の中国神(麒麟、朱雀、青龍、玄武、白虎)が追加されました。

事前に発表されたイラストが可愛かったので、それだけでもかなり話題になっていたのですが、性能的にもエジプト神に匹敵するということでゴッドフェスは大盛り上がりでした。

でも、実際のところエジプト神(イシス、ホルス、ラー)と比べて強いのでしょうか?

実のところ、まだよく分かっていません。

ということで、ここではエジプト神と中国神の比較を行います。

まずは基本性能。

中国神はエジプト神に比べ、HPと攻撃がちょっと多くて回復がちょっと少ない、といったステータスです。

エジプト神や中国神の真価はリーダースキルにありますから、このくらいの違いは誤差と考えていいでしょう。どうせホルス以外はサブでは使えません。

スキルについては、麒麟が20%のギガグラ、四神がドロップ変換です。ラーやイシスのスキルと比べるとかなり有用と言えるでしょう。大花火には敵いませんが、ドロップ変換が上手く決まればほとんどのボスを倒すことが出来ます。

さて、肝心のリーダースキルですが、四神が特定の3色で3.5倍、麒麟が特定の4色で5倍となっています。エジプト神の方は任意の3色、4色、5色ですから、ここの違いが焦点になります。

考え方は色々ありますが、とりあえず盤面内に必要なドロップが無ければ話になりませんから、エジプト神の比較のページでやっているように、その確率を計算してみました。

厳密な計算はちょっと面倒そうなので、コンピュータシミュレーションを行いました。ランダムに5色プラス回復ドロップを30個発生させ、各色の数を数えます。これが各リーダースキルの条件を満たしているか判定してやれば、確率を推定することが出来ます。

シミュレーションは1,000万回行いましたので、そこそこ正確な値が出ているはずです。

結果は以下の通り。

任意の3色が盤面にある確率は99.9%、4色の場合は94%です。確かに、イシスを使っていて色が無いなんてことはまずありませんが、ホルスの場合、何回かに一回は色が足りなかったりします。

これが、ラーの場合は54.5%まで下がります。ラー×ラーで地獄級や超地獄級に行ったことがある人は分かると思いますが、ここ一番というタイミングでドロップが無いとどうにもなりません。

さて、エジプト神に対し中国神では、麒麟が62%、四神が71%という結果でした。

どちらも印象より低い数字ですが、麒麟はまだ許せます。ラーの55%に比べたら多少は高い値になっているので、ラー×ラーに慣れている人にとっては使い勝手がよく感じるでしょう。

それに対し、四神の71%はひどいです。4倍のホルスでも94%なのに、3.5倍の四神が71%では話になりません。特定の3色というのは、思ったよりも厳しい条件だということが分かりました。

以上の結果を分かりやすく見るため、グラフを書いてみました。

横軸は、リーダーを両方ともそのキャラにした場合の攻撃倍率、縦軸はドロップが盤面にある確率です。

これを見ると、四神だけがパレート最適でないのが一目瞭然です。つまり、倍率、確率ともにホルスに負けています。いくらスキルが優秀とはいえ、これでは使い物になりません。

麒麟についても、イシス、ホルス、ラーに比べると、やや左下に位置しています。つまり、あまりいいリーダースキルでは無いという結果です。

普段からラー×ラーでやっている人が、ちょっと楽をしたいときにラー×麒麟にするとか、普段ホルス×ホルスの人が、ちょっと火力が必要なときにホルス×麒麟にするとか、現状ではそのくらいしか用途が見出せません。

ということで、エジプト神と中国神を比較しましたが、エジプト神の圧勝でした。

今後の究極進化やスキラゲなどの状況によってはまだ分かりませんが、当面はあまり使えない人達ということになりそうです。

可愛いのに残念です。

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