FXスワップ比較FXとはFX(外国為替証拠金取引)というのは、証拠金(保証金)を元にして、外国通貨の売買を行う取引のことです。通常は差金決済によってレバレッジをかけて行います。 テレビや新聞などで「1ドル93円です」などと言っているのを聞くことがありますが、これが為替レートと呼ばれるもので、この数字は日々変動しています。為替レートは、つまり通貨の値段を表わすもので、この例だと93円出すと1ドルが買えるということになります。 普通に考えると、1万ドルを買おうと思ったら93万円が必要になりますが、なかなかそんなお金はありませんので、それを証拠金で済ませてしまおうというのがFXの考え方です。 つまり、「93万円は持っていないんだけど、5万円を証拠金として預けておくから、1万ドルを買ったことにしてくれない?」ということです。 そして、何ヶ月か後に1ドル100円になったとすると、買ったことにした1万ドルの価値は100万円になっていますので、その差額の7万円が儲けということになるわけです。一昔前までは為替取引というのは一般市民には敷居の高いものでしたが、最近ではネットや携帯電話で気軽に取引が出来るようになったため、ブームになっているのです。 スワップポイントお金を銀行に預けると利息がもらえますが、FXの場合、金利が国によって違うというところがポイントになります。例えば日本の金利が0.5%で、アメリカの金利が1.5%だとすると、その差は1%です。上の例で1万ドルを買ったことにした場合、その1%分の金利をもらう権利が発生するのです。これをスワップポイントと言います。 銀行などでは半年毎とかに利息がもらえますが、FXの場合には基本的に毎日スワップポイントを受け取ることが出来ます。つまり、ドルの値段が上がらなくても、金利差だけで儲けることも可能なのです。 業者選びFXをはじめようと思った人が最初にぶつかる壁がFX業者選びです。世の中には何十というFX業者がありますので、どの業者で取引を行うのか悩んでしまいます。 業者を選ぶポイントは色々とあるのですが、基本的には以下の点が重要です。
「業者の信用」については、特に説明はいらないでしょう。大事なお金を預けるのですから、信用のおける業者でなければいけません。最近では有名どころを選んでおけば問題ありません。 「手数料の安さ」についは、最近どの業者もずいぶんと手数料が安くなっていますので、それほど重要ではなくなってきています。念のためスプレッドについてもチェックしてみましょう。 「取引ツールの使いやすさ」は意外と重要です。必要な情報が見やすく表示されているか、チャートが簡単にチェックできるか、注文が簡単に行えるか、などを自分で試してみるしかありません。数社に口座を作って、デモ取引を行ってみるのがいいでしょう。 「スワップポイントの高さ」は、もっとも重要視すべき点です。キャピタルゲインを重視する人にとってはそうでも無いかも知れませんが、私のようにスワップ重視でFXを活用しようという場合には必ずチェックすべきです。 スワップ比較ということで、私が口座を持っているいくつかのFX業者について、スワップポイントを比較してみました。偏差値の平均が高い順に並んでいますので、上の方の業者を選ぶといいでしょう。
調査日:2010/4/24 参考:5分で分かるFX |
|