なたでぽぽ

コワ〜い不動産の話

コワ~い不動産の話という本を読みました。著者は宝島編集部。タイトルからしてあまり真っ当な本だとは思えませんし、宝島編集部と来れば、それはまあそれなりの本だということは想像がつきます。ただ、500円玉一枚で買える値段ですし、怖いもの見たさでちょっと読んでみるか、という感じで買ってみました。

内容としては、不動産に関する悪い事柄が、とにかく不安を煽る形で紹介されているというものです。新築住宅、中古住宅、新築マンション、中古マンション、タワーマンション、住宅ローンというふうに分類されており、それぞれの物件を買うときに起こり得るトラブルの事例が、多少の誇張を織り交ぜつつ紹介されています。

本の目的は、とにかく不安を煽るという処にあるみたいですので、その辺を割り引いて読む必要があります。この点をちゃんと認識しておかないと、逆に騙されるということになりかねません。

私としては、十分に疑い深い性格ですし、上記のこともよく分かった上で読んだわけですけども、それでもやっぱり「不動産って怖いなー」という感想を持ってしまいました。一冊を通して、不動産は怖い、不動産は怖い、不動産は怖い、という事を繰り返し書かれると、人間というのはどうしても感化されてしまうものです。

ということで、自分は当分賃貸住まいをしようと思います。