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ドリームジャンボ宝くじ&ドリーム10(TEN)

今年もドリームジャンボ宝くじの販売が開始されました。1枚の価格は300円、発売期間は2012年5月14日 月曜日から2012年6月1日 金曜日です。

みずほ銀行のHPによると、2012年のドリームジャンボは、

今年の『ドリームジャンボ宝くじ』は昨年と賞金体系が大きく異なっており、その最大の特徴は、1等賞金1億円の当せん本数が175本(25ユニットの場合)と、1億円の当せん本数がドリームジャンボ宝くじ史上最多となっていることです。1ユニットあたりの1億円の当せん本数は7本と、ドリームジャンボ宝くじ史上最高の当せん確率になっており、多くの方に大きい夢を見ていただける賞金体系となっています。

とのことです。また、

『ドリーム10(TEN)』『ドリームジャンボ宝くじ』と同時発売される新登場の宝くじです。1等賞金が10万円となっており、当せん本数はなんと40,000本。10万円の当せん本数は宝くじ史上最多で、当せん確率が宝くじ史上最高の宝くじとなります。

とのことで、ドリーム10という名前の新しい宝くじも同時発売されています。

ということで、これらについて期待値の計算を行ってみました。ここで言う期待値とは、投資した金額に対して平均何%が賞金として還元されるのかという割合で、要するに還元率のことです。

以下に計算結果を示します。

まずは、2012年のドリームジャンボ宝くじ。「ドリームジャンボ宝くじ史上最高の当せん確率」というだけあって、一等はユニット当たり7本もあります。1ユニットは1,000万枚なので、当選確率は7/10,000,000(約140万分の1)ということになります。決して高い確率ではありませんが、これまでと比べるとずいぶんマシなレベルと言えるでしょう。昨年の結果を下に示していますが、一等の当選確率は7倍になっています。

それにともなって、一等分の期待値が6.67%から23.33%に大幅にアップしています。これは今まで私が見た一等の期待値のなかでは一番高い値です。普通宝くじを買う人は億単位の賞金が目当てですから、この変更は大変喜ばしいことと言えるでしょう。

ただ、トータルの期待値は50%でほぼ固定ですから、一等に賞金を回した分、二等以下の期待値は低くなっています。4等の下2桁のやつまで地味に1,000円削っています。ちなみに個人的には、二等以下なんていらないので、チャリロトやtotoBIGみたいに全部一等の賞金にしてもらいたいと思っています。きっとその方が売上も上がりますし。

こちらは比較のために作成した昨年のドリームジャンボ宝くじの表です。今年のものと比べると、5等やハッピードリーム賞に余計な配分をしているのがよく分かります。

この違いを見るために、下のようなグラフを描いてみました。

横軸が賞金額の対数、縦軸が期待値で、赤い点が今年、青い点が昨年です。これを見ると、今年の一等の期待値がいかに高いかが一目瞭然です。昨年はハッピードリーム賞に重みをかけていたわけですが、100万円当たってもそんなに嬉しくありません。

ついでに、新発売のドリーム10についても期待値を計算しました。

一等が33%、二等が6.67%、三等が10%で、トータルの還元率はちょうど50%となっています。一等は4,000万枚中4万枚なので、当選確率は1,000分の1となります。300円のくじを一枚買って、1,000分の1の確率でそれが10万円になる。なんだか全然魅力を感じません。多分あまり売れなくて、今年限りのくじになるでしょう。

ということで、ドリームジャンボ宝くじとドリーム10について期待値を計算してみました。2012年のドリームジャンボ宝くじは昨年までと比べると大分魅力的にはなりましたが、まだまだ改良の余地があります。二等以下を全部なくし、一等の当選確率を66万分の1にするのがベストだと思います。担当者の方は是非ご検討下さい。本当は、還元率50%の規制を無くすのが一番いいんですけどね。

まあ、何だかんだ言っても所詮は宝くじなんて還元率50%のギャンブルです。賢い人は手を出さないほうが賢明でしょう。