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RStudioを使ってみた

2011/09/16

仕事柄、ちょくちょくプログラムを書きます。内容は、ちょっとしたシミュレータとか、統計解析とか、そんな感じです。

なので、言語としてはMATLABが一番便利でよく使っています。行列を何だかんだと操作するときなんかは本当に便利で、一度MATLABに慣れてしまうと、他のプログラミング言語なんて使えなくなるほどです。

ただ、速度的にはいまいちなので、計算量が多いときには仕方なくC/C++で書いたりします。MATLABに比べるとC/C++は面倒なことが多いのですが、Visual Studioのおかげで割とスムーズにコードを書くことが出来ます。

割と最近までVisual Studio 6.0をメインで使っていたのですが、ここ数ヶ月、やっとVisual Studio 2010に慣れてきて、違和感なくプログラミングが出来るようになってきました。何だかんだいっても色々と進歩していて、コーディング効率が多少上がったような気がしています。

ということで、ここ10年くらいはMATLABとVisual Studioでほとんどのプログラムを作っているのですが、たまに困ることがあります。それは、研究室の学生にプログラムをやってもらうときです。あまりプログラムが書けるわけではないので、Visual StudioでC/C++というのはちょっと無理な感じ。かといって、MATLABでやってもらおうとすると人数分のライセンスを用意しないといけない、という事情です。MATLAB本体は9万円+税なのですが、toolboxとかを揃えようとすると、結局百万以上の出費になってしまいます。

で、それは無理なので、代わりにR言語でやってみよう、という話になります。

R言語自体は何年か前からちょくちょく使っていて、割といい言語だなあという印象を持っています。ユーザが作ったパッケージもたくさん揃っていて、統計とか機械学習とかの関係であれば必要なものはほとんど手に入ります。それに、何と言っても全部無料です。

ただ、私自身がなぜ今もMATLABを使っているかと言えば、それはユーザーインターフェースの違いです。MATLABも昔はしょぼいインターフェースだったのですが、ここ数年でいい感じに進化しており、Visual Studioにも引けを取らないくらいに使いやすくなりました。それに比べてR言語用のインターフェースのしょぼいことと言ったら、それはもう泣きたくなるレベルです。

ということで、出来るだけRは使わないようにしていたのですが、先日ちょっとRのプログラムを書く必要があり、仕方なく久しぶりにRを立ち上げました。で、久しぶりなのですっかり文法を忘れており、R関係のサイトを調べていたのですが、そこでRStudioなるものが話題になっていました。

何でも、Rの新しいインターフェースとのことなのですが、ずいぶんと評判がいいので、前々から何とかならないかと思っていた私は、さっそくダウンロードして試してみました。確かにいいです。

ウィンドウの中が、4つのペインに分かれているとか、複数のファイルを開いてタブで切り替えられるとか、他の開発環境なら当たり前のことですが、Rでこれが出来たのに感動しました。カッコの対応も教えてくれるし、変数のハイライトとか、コマンド名の補完とかもやってくれます。Visual StudioやMATLABの環境に比べるとまだまだ改良の余地はありますが、これなら実用レベルと言ってもいいんじゃないかと思います。

ということで、今まで毛嫌いしてきたRですが、これからはたまに使ってみようかなと思います。