mAgicTV Digital2011/07/13 5月の日記でパソコンを買ったという話を書きましたが、それから一ヵ月半、非常に快適に使えています。ミドルタワーなので、狭い我が家に置くにはちょっとデカ過ぎなのですが、それにもようやく慣れてきたところです。騒音も思った程ではないですし、i7-2600なので速度的にも満足しています。 ただ、mAgicTV Digitalだけはいただけません。 mAgicTV Digitalというは、IO-DATAのテレビキャプチャーカード(GV-MVP/XSW)に付いてきたソフトなのですが、これの出来が非常に悪く、日々ストレスを感じまくっています。 ということで、以下mAgicTV Digitalの悪口です。
Print Screenが無効になる予約録画を行う場合、mAgicマネージャ Digitalというプログラムを常駐させておく必要があるのですが、これが非常に曲者です。このソフトが動作している間、なんとPrint Screenが完全に出来なくなります。つまり、画面キャプチャーが全く出来ないのです。何というか、とてもビックリな仕様です。 キーボードのPrtScnキーを押すと画面がキャプチャーされるというのは、れっきとしたWindowsの機能ですから、いちアプリケーションが勝手に動作を変えていいはずがありません。キーボードのAのキーを押してもAが入力されないようなものです。これについては、即刻仕様を変更してもらいたいものです。 IO-DATAのサイトには、 > 著作権保護に従い、mAgicマネージャ Digital/GTが常駐している間は と書いてありますが、とてもじゃないけど了承出来ません。プログラムネタ帳にあるようなパッチを作りたくなる気持ちもよく分かります。 マルチモニタで使用出来ない5月の日記に書いたように、地デジを見るためにわざわざCOPP/HDCPに対応したディスプレイを新調したわけですが、古いディスプレイを使わないのはもったいないのでマルチモニタにしています。が、mAgicTV Digitalはマルチディスプレイ環境では使用出来ないようになっています。 技術的な問題で対応が難しいのなら諦めもつきますが、mAgicTV Digitalの場合は著作権保護の名目でわざわざそうしているというのが納得いきません。著作権を侵害するつもりの無い人にとっては、単なる嫌がらせとしか思えません。 予約録画が失敗するTVキャプチャーボードのサポートソフトとして一番重要な機能は、予約した録画を確実に行う事であると考えます。が、このソフトはちょくちょく予約録画に失敗してくれます。 原因は色々あるようで、まだ解決には至っていないのですが、ソフトのバグとしかいいようのない場合も多々あるようです。例えば、電波状態が悪かったか何かの原因でmAgicTV Digitalが落ちることがあるのですが、それがゾンビプロセスとして残っていた場合、予約録画に失敗します。そんなのはソフト側の対応でどうにでも出来るはずですが、特に警告も無く、勝手に録画に失敗していたりします。それがどうでもいい番組であればまだ諦めもつきますが、ドラマの最終回とかだったら発狂ものですね。現状は、普通のHDDレコーダの方でも同じ番組を録画するという対策をとっていますが、何だかなあという感じです。 動作が遅い地デジの場合、B-CASの問題がありますので、ある程度レスポンスが悪くなるのは仕方ないのですが、それにしてもソフトの動作がもっさりしています。利用者にストレスを感じさせないような工夫がいくらでも出来ると思うのですが、そういう努力はほとんどしていないようです。というか、それ以外にソフト側で非効率な処理をしている気がします。もうちょっと真面目に作り込んでもらいたいものです。
ということで、mAgicTV Digitalの問題点をいくつか指摘してみましたが、どう考えてもソフトの出来が悪過ぎます。せっかくいいハードを作っているのですから、ソフトの方にも力を入れてもらいたいものです。 |
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