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よくわかるPHPの教科書

よくわかるPHPの教科書を読みました。

PHPとは、Web開発でよく使われているプログラミング言語で、本書はその入門書です。プログラミング初心者にも分かるように書かれていますので、全くプログラミングをやったことはないけど、これからWebシステムを作ってみたいという人にはおすすめの一冊です。

章の構成は以下の通り。

  1. プログラム入門
  2. PHPの準備
  3. PHPの基本
  4. データベースの基本
  5. 実用的なプログラムの制作

1章では、まったくの初心者を対象にプログラミングの考え方を解説しています。ちょっと変わった説明の仕方ですが、なかなか分かりやすそうに思いました。PHP以外の言語ですでにプログラミングをやったことがある人は読み飛ばしてもいいでしょう。

2章と3章で、PHPの基礎的な使い方を解説しています。本書ではXAMPPを推奨しているのですが、そのインストール・設定の方法から丁寧に書いてありますので、PCにあまり詳しくない人でも大丈夫でしょう。PHPの文法については、ifやfor, while, foreach, 連想配列などについてひと通りの説明があります。これも非常に分かりやすいです。

4章ではデータベース(MySQL)について書かれており、5章でそれを利用したシステムの構築例が示されています。データベースの基本的な考え方から説明されているので、これまでまったくデータベースを使ったことが無い人でも理解出来ると思います。

ということで、本書はPHPの入門書として非常に優れた本になっています。職業プログラマはもちろん、今後は日曜プログラマでもPHPくらい使えないといけない時代だと思いますので、まだPHPを知らないという人はこの本を読んでみるといいでしょう。