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勉強の仕方 ― 頭がよくなる秘密

勉強の仕方―頭がよくなる秘密という本を読みました。

「勉強の仕方」というタイトルが付いていますが、内容は将棋のプロ棋士である羽生善治と米長邦雄の対談です。

とりあえず二人の紹介。

羽生善治:

世界で一番将棋が強いひと。1996年にタイトル七冠を完全制覇したのが有名。実はチェスも日本トップクラス。奥さんは元女優の畠田理恵。トレードマークは寝ぐせ。

米長邦雄:

世界で30番目くらいに将棋が強いひと。全盛期は1980年頃だが、1993年に50才で名人を獲得。2003年に引退後、東京都教育委員、将棋連盟会長、JKA評議員などを努める。女好きが有名。

ということで、この二人が勉強について話をしているという内容の本です。勉強と言っても、いわゆる学校の勉強の話は少なくて、ほとんどは将棋の勉強の話。「頭がよくなる」というよりは、頭がいい人達がどういう風に勉強をしているのかが書かれています。

なので、この本を読めば頭がよくなるとか、将棋が強くなるとかいった事はありませんが、将棋界の第一人者同士の対談ですので面白いことは確かです。特に米長先生は、いわゆる天才タイプの人間ですから、言う事が普通とちょっと違います。この本の中での主張についても、高度過ぎるのか、単に無茶苦茶なのかは分かりませんが、半分くらいは理解不能な感じでした。

一方の羽生さんはいわゆる優等生タイプの人ですから、言っていることは分かりやすいです。この対談の中では米長先生に遠慮してあまり主張していませんが、他の本を何冊が読んだところでは、非常に素直なすっきりした考えを持っている人だと思いました。

羽生さんはまだ40才くらの指し盛りですので、この先どこまで記録を伸ばしてくれるか楽しみです。一方の米長先生はもう引退してしまいましたが、まだまだお元気な様子ですので、ぜひ政界かどこかで活躍して頂きたいものです。