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ザ・外資

小説 ザ・外資を読みました。

著者は高杉良さん。有名な経済小説家で、実話に基づいた小説を数多く発表されている方です。本書のテーマは外資ということで、リップルウッドの長銀(日本長期信用銀行)買収を題材にしています。

話としては、課長島耕作を小説にしたような感じで、サラリーマンである主人公が、色々な人に目をかけられて出世していく物語です。ただ、この小説の中では主人公はあまり活躍してませんでしたし、色恋沙汰も島耕作に比べるとずいぶんと控え目な印象です。

題材はリップルウッドによる長銀の買収なのですが、構図はカンタンで、日本企業を喰い物にする悪者外資です。リップルウッドとかゴールドマン・サックスとかに勤める人物が登場するわけですが、ことごとく悪者として描かれています。私は実状を知りませんので何とも言えませんが、さすがにちょっと不公平感を感じました。ま、実際にこんな感じなのかも知れませんが。

ということで、外資系企業や投資銀行に興味がある人にはおすすめの一冊です。