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C#プログラミング

[完全版] 究極のC#プログラミング ~新スタイルによる実践的コーディングを読みました。著者は川俣昌氏。

内容としては、C#3.0の入門書です。ただし「はじめに」によると、C#1.xをすでに知っている人、あるいはC#2.0やC#3.0をかじった事がある人が対象とのこと。

私としては、C#1.xを数年前にちょっとかじった事があるだけなので、大丈夫かなあと思って読み始めた訳ですが、意外と大丈夫でした。多分、C/C++を使ってプログラムを書いた事がある人であれば、大体のところは理解できると思います。

ラムダ式やLINQなどのC#3.0での新機能が一通り解説されており、何となくC#3.0が分かったつもりにはなりました。

本書を通して著者が主張しているのは、とにかく短いコードを書け、という事。そして、そのためにはC#3.0はすごくいいですよ、という話。まあ、気持ちは分かります。

難点としては、著者の自己主張が強過ぎる事です。

プログラミング言語の入門書なのですから、著者の意見なんて、ほとんどどうでもいい訳です。こっちとしては、C#を覚えたくて読んでいるわけですから、淡々と技術的なところを説明してくれればそれでいいのです。それをこの著者は、所々で自己主張をしてくるので、その辺が邪魔に感じました。

それから、日本語が仰々しいのも気になります。文学的な表現が好きなだけなのか、推敲が足りていないのか分かりませんが、とにかく無駄な言葉が多すぎます。技術書なのですから、もっと分かりやすさを心がけて書くべきだと思いました。

ということで、日本語的には必ずしも優れたものではないと思いますが、C#について一通り説明している事は評価出来ます。これからC#3.0を覚えようという人は、最初の一冊として読んでみるといいと思います。