なたでぽぽ

1Q84

村上春樹5年ぶりの新作ということで話題になっている、1Q84を読みました。

個人的には村上春樹の本ってそれほど好きという事もなく、中学生の頃に「ノルウェイの森」を買っただけで、その後自分では買っていなかったりします。

ただ、有名で人気のある作家なので、周りの人が持っていることが多く、結局ほとんどの著作は読んでいたりします。ということで、今回も人から借りて読みました。

この「1Q84」というタイトルを見て、10人中8人くらいは、IQが84しかない子の話だと思い込んでいるはずですが、実際はそうではなく、1984年のお話です。

内容的にはこれまでの村上作品と大体同じで、良くも悪くも村上春樹的な純文学でした。なので、村上春樹が好きな人は、きっとこの本も好きになるでしょう。

私は理系の人間ですので、純文学的にどうこうっていうのはよく分かりませんが、文章や話の筋が面白いのは間違いないわけで、その点では十分楽しめました。

読んだ後の感想としては、ふかえりって可愛いなーとか、そんな感じですので、多分文学としての価値は理解できていないのでしょう…。